令和3年度北播磨救急連絡部会「救急活動研修会」を開催しました
令和4年2月9日(水)、令和3年度北播磨救急連絡部会「救急活動研修会」を開催しました。
北播磨救急連絡部会は、北播磨地域の7医療機関、3消防本部及び北播磨県民局加東健康福祉事務所で構成され、年々多様化する救急需要に対し、各構成機関が協力体制を組み救命率の向上を図ることを目的として事業を展開しています。
当該研修会は毎年開催され、今年は西脇消防署が主催で、西脇市市民交流施設「オリナス」での開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、オンライン開催に変更し、実施しました。
研修内容は、講演会と救急活動事例発表の2部構成として、前半は西脇市立西脇病院副院長兼脳神経外科主任部長兼脳卒中センター長の片山重則医師に「脳主幹動脈閉塞に対する血栓回収療法 -時間との戦い-」と題して講演していただきました。後半は三木、小野、北はりまの各消防本部の救急救命士による救急活動事例発表を行い、各症例を共有し、片山医師からの助言をいただきました。
本研修で得た新たな知識を職員で共有するとともに、救急活動に関する新たな知識を得ました、脳疾患を発症した傷病者の後遺症軽減に向け、今後も救急隊の知識及び技術の維持向上に努め、各医療機関との連携を図っていきます。