加西市社会福祉協議会 救急対応訓練を実施しました

 令和4年12月5日、加西市健康福祉会館において市内の障害者団体の職員及び障害者の方を対象とした救急対応訓練を実施しました。

  訓練では参加者に実際に119番通報をしてもらい、通報内容をもとに救急隊が出動し、意思疎通が難しい傷病者から必要な情報を聞き出すといった本番さながらの訓練となりました。

  振り返りの中で、参加者からは「通報で何を伝えたらよいか分からず混乱した」、「救急隊員がマスクや眼鏡をして顔が見えず不安」といった意見が出ました。

 また、実際に救急隊として対応した職員からは「手話の必要性を感じた」、「障害者の状態に合わせた訓練が必要」といった課題が出ました。

  あらゆる傷病者からの救急要請にスムーズな対応ができるよう、今後も継続的な訓練に努めていきます。

119番通報訓練の様子
筆談での救急活動
コミュニケーションボードを用いた救急活動
参加者を交えた活動の振り返り