第19回北はりま大学習会で講演をしました

 令和5年11月5日(日)西脇市総合市民センター視聴覚室において、北播磨聴覚障害者協会主催の第19回北はりま大学習会が開催され、『Net119緊急通報システム』について講演を行いました。

Net119緊急通報システムとは、聴覚・音声・言語機能などの障害により、電話による119番通報が困難な方が、スマートフォン等の携帯端末を利用し、消防本部へ通報を行うことができるシステムで、令和2年10月1日から運用を開始しています。

 講演では、実際にNet119緊急通報システムから119番通報をしてもらい、傷病者情報等の聴取をチャット形式で指令センターと行い、コミュニケーションの確認をしました。

 意見交換では、「チャットでは症状を伝えることが難しい」といった声が聞かれました。

 指令センターは、地域住民と最初に接する窓口であり、119番通報をはじめとするあらゆる通報に対して、迅速、的確、親切に対応する必要が求められます。  こういった機会を通じて『Net119緊急通報システム』をはじめ、通報要領の普及啓発を行い、全ての住民が安心して暮らせる街づくりを目指します。

北播磨聴覚障害者協会副会長あいさつ
北播磨聴覚障害者協会副会長あいさつ
Net119緊急通報システム通報訓練
Net119緊急通報システム通報訓練