認知症サポーター養成講座を受講しました
令和6年7月9日及び10日、西脇消防署において、認知症に関する理解を深め、認知症の方と接する際の心構えや救急現場での円滑なコミュニケーション方法を学ぶため、西脇消防署及び西脇北出張所の救急救命士が認知症サポーター養成講座を受講しました。
現在、管内では高齢化が進み、高齢者の救急搬送は年々増加し救急搬送人員の半数以上を占めています。また、高齢化に伴い認知症を患っている方が増加しているのも現状です。
本講座は、にしわき北地域包括支援センター及びにしわき南地域包括支援センターから講師をお招きし、認知症や高齢者の方への救急対応に関する講演をしていただきました。
今回の研修で学んだ、高齢者や認知症の方への接し方「接するときの心得~3つの“ない”~①驚かせない②急がせない③自尊心を傷つけない」を忘れず、身体的ケアだけでなく精神的ケアを意識した現場対応に努めるとともに、誰一人取り残さない社会を目指して、関係機関と連携し消防行政サービスの向上に努めてまいります。
研修終了後には、受講者全員で認知症サポーターのシンボルである「オレンジリング」を身に着け、記念写真を撮りました。