EMIS(広域災害救急医療情報システム)研修を実施しました
令和5年11月1日(水)西脇消防署多可北出張所において、EMIS(広域災害救急医療情報システム)研修を実施しました。
近年、全国各地で大規模災害等により多数の負傷者が発生するといったニュースをテレビやネットで目にすることが多くあります。北はりま消防管内も例外ではなく、大規模災害等により多数の負傷者が発生する可能性は考えられます。
そのような時に、多数の負傷者をまとめて1つの医療機関へ搬送すると、医療機関内で医師、看護師などの人手が足りず処置が遅れたり、病床不足となってしまいます。
そこで、負傷者を適切に対応可能な医療機関へ分散して搬送するために用いられるのが、EMIS(広域災害救急医療情報システム)です。このシステムは、医療機関と連携し、負傷者を各医療機関に割り振って搬送することができます。
研修では、座学でEMIS(広域災害救急医療情報システム)の概要を確認した後、シミュレーションを通して災害発生から負傷者の搬送先決定までの流れを学びました。
様々な現場活動にしっかりと対応できるよう、これからも訓練を重ねていきます。