第69回文化財防火デーに伴う消防訓練を実施しました

 令和5年1月23日(月)多可郡多可町加美区市原、専浄寺において「第69回文化財防火デー」に伴う消防訓練を実施しました。専浄寺の本堂には、多可町指定文化財の阿弥陀如来像や善尊大師が描かれた軸物など、歴史的にも価値のある有形文化財が保管されています。

 今回の訓練は、専浄寺周辺の山林から出火、本堂への延焼危険があると想定した訓練で、専浄寺住職が119番通報した後、先着隊がタンク水で本堂への延焼阻止を図り、後着隊が防火水槽から先着隊への中継送水を実施しました。

 また、訓練後には、専浄寺住職からの多可町指定文化財の説明及び持出しの有無、消防活動の方針等を確認しました。

 今後も、文化財を地震や火災等から守るために、施設の関係者や地域との連携を強化して、円滑な消防活動ができるよう、継続した訓練を実施します。

各隊放水の様子
ホースカーを使用してのホース延長
多可町指定文化財 阿弥陀如来坐像
専浄寺住職の講和