第69回文化財防火デーに伴う消防訓練を実施しました

 令和5年1月22日(日)、加西市の重要文化財である酒見寺多宝塔(加西市北条町北条)と法華山一乗寺三重塔(加西市坂本町)から出火延焼中という想定で、消防訓練を実施しました。

 酒見寺多宝塔では、午前7時から加西消防署、加西市消防団(第1分団10部)及び寺院関係者が、法華山一乗寺三重塔では、午前9時から加西南出張所、加西市消防団(第5分団6部)及び寺院関係者がそれぞれ合同で消防訓練を実施しました。 

 この訓練は、文化財を火災等の災害から守るとともに、各関係機関の初動体制の確立及び市民の文化財愛護思想の普及啓発を図ることを目的にしています。

 新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年度と令和3年度は中止となっていたため、3年ぶりの実施となりましたが、消防隊と各関係機関との連携活動により、迅速な中継送水及び放水活動を実施することができました。

 今後も各関係機関との合同訓練で連携を図り、現場対応能力の向上に努めていきます。

酒見寺多宝塔 各隊一斉放水の様子
酒見寺多宝塔に配備されている放水銃
酒見寺多宝塔に配備されている放水銃
法華山一乗寺三重塔 初期消火活動に伴うホース延長の様子