NEW!加西市社会福祉協議会と救急対応訓練を実施しました ~障害を超えて、みんなで学ぶ信頼の絆づくり~

 令和6年12月4日(水)、加西市健康福祉会館で、加西市社会福祉協議会の皆さんや、加西市、加東市、小野市の障害者支援団体の職員の方々、そして、聴覚に障害のある方やそのご家族と一緒に「円滑なコミュニケーションをとるための課題を見いだそう」をテーマに救急対応訓練を実施しました。

 今回の訓練は、「精神的な障害をお持ちの方が万が一階段から転落したとき」や「聴覚に障害のある方が転んでしまったとき」の対応をシミュレーション方式にて行いました。

 聴覚に障害がある参加者には、Net119というシステムを使って救急車を要請してもらい、コミュニケーションボードや筆談を通して救急隊員に症状を伝えてもらいました。

 訓練後の意見交換では、日常生活での不安や疑問、救急対応時の改善点について、多くの貴重なご意見をいただきました。この訓練を通じて、障害のある方が安心して頼れるコミュニケーションを築くことの大切さを改めて感じました。

 また、訓練後は救急車や救急資器材の展示も行い、参加者の皆様が興味を持って見学されていました。 今後もこのような訓練を継続しながら、関係機関との連携と信頼の絆を深め、スムーズな救急対応ができるよう努力してまいります。

活動状況1
活動状況1
活動状況2
活動状況2
NET119通報の様子
NET119通報の様子
救急車展示の様子
救急車展示の様子