寒さ本格化、ヒートショックへの対応を!~入浴に関連する病気・ケガにご注意ください~
北はりま消防組合では、入浴時に関連する病気やケガにより、令和5年中に115名の方を救急搬送しました。また、令和6年(令和6年12月1日現在)は124名の方を救急搬送しており、特に、気温が低くなる時期に多くの方を搬送しています。
救急要請の内容では、浴室内での転倒によるケガや溺水、脳疾患や心疾患による急病が多い状況です。冬季には、急激な温度変化により血圧が変動することで体に影響を及ぼす「ヒートショック」と言われる症状にも注意が必要です。
寒さが本格化するこの機会に、安全に入浴するため、以下の点について確認しておきましょう。
1 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
2 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
3 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
4 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
5 入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
参考資料
●消費者庁ホームページ 「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」
●気象庁ホームページ 「ヒートショック予報」