令和4年度北播磨救急連絡部会「救急活動研修会」を開催しました
令和5年2月9日(木)に令和4年度北播磨救急連絡部会「救急活動研修会」を開催しました。
北播磨救急連絡部会は、北播磨地域の7医療機関、3消防本部及び北播磨県民局加東健康福祉事務所で構成され、年々多様化する救急需要に対し、各構成機関が協力体制を組み、救命率の向上を図ることを目的として事業を展開しています。
本研修は、加東消防署を会場としましたが、同時にインターネットよるオンライン化を図り、会場外からの参加を可能とするハイブリット型研修としました。
研修内容は、小児領域の救急に関する理解の向上を目的に、講演会と救急活動事例発表を実施しました。講演会では、こどもとおとなのM&Hクリニック院長の津田雅世医師に「救急現場において、こどもは小さな大人ではない?!」と題して講演していただきました。救急活動事例発表では、三木市消防本部、小野市消防本部、北はりま消防組合の各消防本部の救急救命士による救急活動事例が発表され、各症例を共有し、津田医師をはじめ、他の医師からも助言をいただきました。
本研修では、小児救急において高い観察力や判断力が求められていることを再認識することができました。本研修で得た知識を共有し、より良い救急活動につなげていきます。