山岳救助訓練を実施しました
3月8日(火)・11日(金)の両日、西脇市鹿野町比延山において、山岳救助訓練を実施しました。
「山頂付近の崖下約20mへ滑落し、自力で動けなくなった。」との通報を受け、救助隊及び消防隊が出動し、救出するという想定で訓練を実施しました。
今回の訓練では、急斜面等で足場の悪い危険な場所で、限られた資器材を使用しての救出が余儀なくされ、実災害に近い訓練を実施することができました。
近年の登山ブームに伴い、管内でも昨年中に5件の山岳事故が発生しています。
これからますます暖かくなり春の行楽シーズンを迎えますが、登山やハイキングの際には、体力に応じたコースを選び、しっかりとした計画を立て事故を未然に防ぐよう心掛けてください。
もし、登山中事故に遭ったり、道に迷った場合はすぐに119番通報し助けを求めてください。
必要な山岳救助資器材を手分けして搬送する隊員
滑落した要救助者の二次災害を防止するため早期に進入する隊員
船形担架に収容された要救助者を尾根上まで引き揚げる隊員
船形担架に収容した要救助者を安全に搬送する隊員
2016年03月25日